Ferrari F40 ST(stradale)
part 97

新型タービン

2007年1月2日
年が明けて2007年。
追い討ちをかけるように、マフラーに穴が・・・・・。


タービンブローした時にブッ飛んだ羽がインコネルに穴を空けたようです。
右側のエンジンルームはオイルでベットリ。
2007年1月9日
タービンを外します。
(・∀・)イイッ!

見事に軸から剥ぎ取られていますね?

ブローしたのは右側だけですが、左も外してオーバーホールに出します。
2007年1月12日
マフラーは国内で修正不能。
maranelloへ空輸しました。
2007年2月1日
オーバーホールに出していたタービンが戻ってきました。
某氏に頼んで水冷式を採用しつつ、1990年代の古いボールベアリングではなく現代のタービンに生まれ変わりました。
因みにコレがノーマル。
排気側。
コッチはノーマル。
まっ、大きさは変わらないので、パワー的には変わりません。
取り付けます。
とここで問題発生。
オイルと水が流れるセンターのカートリッジがまるで合いません。
またバンジョウのサイズも合いません。
取りつけ不可能です。
2007年2月8日

maranelloに修理に出していたインコネルが無事戻ってきました。
2007年2月10日

タービン取りつけの為、某チューニングファクトリーに入庫させました。
タービンは外れたままです。
ここで、取りつけに必要なオイルブロックを製作します。
2007年2月15日
F40が戻ってきました。
オイルラインとウォーターラインが装着できました。
ホースがちょっとインタークーラーのダクトに接触しますが特に大きな問題ではありません。
ガスケットも全て新品に。
右のフロントパイプにタービンの羽が当たった痕が・・・・。
スペアのパイプを持っていたので交換しました。
完成です。
と思ったら酷いオイル漏れ・・・・・
2007年2月19日
またバラシです・・・・・
ダメタービン????
排気側にシールは存在しないので、ある程度漏れるのはしょうがないんですが、ちょっと酷いです。
1度タービンを送り返し点検してもらう事にしました。
2007年3月2日
タービンはオリフィスを入れる事でオイルの量を調整。
なんとか漏れは治まりました。
よーやく走れる状態に。
2007年3月4日
タービンの慣らしの為、FISCOに来ました。
ブーストをなるべくかけないように、アクセルワークに気を使います。
6000シフト。
アクセルも、そぉぉぉぉっっっと踏みます。
ベストは2'00.089でした。
2007年3月24日
FISCO

フェラーリトロフィー開幕戦です。
ウイングをノーマルに戻しました。

ちょっと主催者とモメてヤル気がなくなっていましたので・・・
予選アタック中。
ストレートでは5速が吹け切るほど速いんですが・・・・・
ブレーキングでは全く安定しません。
1コーナーでは180°スピン。

壁に刺さりそうになりました・・・。
(((( ;゜д゜)))アワワワワ
予選タイムは1'57.605
ドリケンさんのインカーですが、100Rもフラフラです。
そして迎えた決勝。

40台でのスタートは危ないと判断しPITスタートを選択しました。
PITスタートなので最後尾のカルディナの後です。
このカルディナがなかなか速い!!
リアが安定しませんが、とりあえずドコまで追い上げられるか?
ファイナルラップ。

MJさんとバトルするドリケンさんに追いつきました。
((((((〃 ̄З ̄)ノ ウヒヒヒヒ♪
100Rで周回遅れのM浦さんをパス。

そしてヘアピンの進入。
ドリケンさんの後方カメラから。
旦o(~ー~o)イタダキ♪
更に詳しいレポートはコチラ
最終コーナー立ち上がり。
2年前の再現か?
チェッカーまでドリケン & MJ 撃破!!!!
ドリケンさん、MJさん、ゴメンネ?
不安定な挙動だったF40でしたが、それなりに楽しめました。
一応、ドリケンさんにはゴメンナサイ?しときました(謎)



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