Ferrari F40 ST(stradale)
part 85

F40 2006年仕様?

2006年1月12日
昨年のフェラーリ・トロフィーはブレーキが原因で苦戦しました。
という事でキャリパーとローターを交換します。
キャリパーはいろいろ悩んだ末、bremboのF50キャリパー。
鍛造のF40LMキャリパーも考えましたがピストン径が大きい鋳造のF50キャリパーを選択しました。
8ピストンも候補に上がりましたがパッドがあまり選べないので・・・。

まぁ一番の決め手は価格ですけど・・・・。
色は気分だけ高めたかった?のでモノブロックカラーというのに塗装しました。
ローターはRacing Disc Development製。
フローティングタイプです。
ベルハットは軽量化の為、剛性を保ちつつ肉を削ぎ落とされています。
ローター自体にカーボンが35%以上含まれ耐久性にも優れています。
ブラケットはちょっとだけ加工が必要でした。
1999年から製作にとりかかったF40STですが、ブレーキだけはノーマルキャリパーとノーマルと同径の332mmを使用してきました。
左がノーマルキャリパー。右がF50キャリパーです。同じ大きさのパッドを使用する為、キャリパーの大きさもあまり変わりません。
フロントのノーマルキャリパーです。
よく5年間も頑張ってくれたと思います。
F50キャリパー&355mmローターです。
リアのローターとキャリパーを外します。
サイドブレーキキャリパーのブラケットをちょっとだけ加工しました。
ノーマル
F50キャリパー&355mmローターです。
前後共にF50キャリパー&355mmローターです。
8ピストンや390mmローター、前後異径にしなかったのには理由があるんですが、それはまた後ほど・・・・。
パッドはFERODO。
続いてノーマルウイングから・・・・
3Dウイングに・・・・。
以前から気になっていたマフラーからの異音。
ブラケットが割れてました・・・・・。
ホントは3本が溶接されているのですが、熱と振動で剥がれてしまったようです。
右1本取れてしまいました・・・・。
マフラーを取り外します。
こんな感じ。
左も取れそうです。
という事で溶接をし直して装着します。
ちゃんとくっつきましたが、また剥がれる可能性は否定できません。
排気漏れをチェックして終了。
減衰力をFISCO使用にします。
こちらは伸び側。
あとはブレーキのテストをするだけです。
制動力よりバランスを重視した仕様ですが、3月までに走らせたいです。





tubi style japan & FCT homepageF40ST.078F40ST.080